軽速歩
ホリー
慣れてしまえば 無意識にすいすい乗ってしまいますが
よく考えると奥深い動作で
乗馬は 軽速歩にはじまり軽速歩に終わる
といっても過言ではないようにおもいます。
私の乗っているビデオを見て気づいたのが
立ち上がるときに蹴っています。
鐙に体重を垂直に一定にかけたまま
基本左右同じ力を鐙にかけて
立ったり座ったりするのが理想ですが
鐙から浮く瞬間があったり
強弱があり 一定の力からは程遠いことに気づきました。
それに加え 馬の重心移動と一致させるように
随伴するというのも難しいなあと思い悩んでいたところ
装蹄師ショーンが来たので早速聞いてみました。
ねえねえ 軽速歩で一番大切なことって
なんだと思う?
軽速歩に大切なことなんてない。
馬場でも レベルが上がれば軽速歩なんて
しないだろ。
あ、そう
まあそうよねえ。
でも馬の重心に一致した
随伴って大切でしょ。
考えるな。
感じて動けば問題ないんだ。
ニュージーランドの軽速歩の体得の神髄は
感じること
のようです。
ニュージーランド カンタベリー地区の
馬の動きを感じる練習方法。
まず常歩。
馬を見ずに 内方(外方でもよい)の後肢が地面を蹴った瞬間
先生が見ている前で
Now Now と言います。
これができるまで 速歩はさせてもらえないそうです。
同じく 速歩でも
馬を見ずに 内方、または外方の後肢が地面を蹴った瞬間
Now Now と言います。
正しい瞬間がわかるまで 駈歩をしない。
マリアン博士に見てもらってここまではできた。
だからといって
急激に上達するわけではありません。
駈歩でも内方後肢が地面から離れた瞬間がわかると
更にいいと思います。
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